2025年4月22日に、令和7年度 横浜国立大学 発明表彰の授与式がありました。マイクロメートル厚のセラミックス結晶の高効率製造技術を発明し、当該技術の社会実装に向けて広く民間企業との共同研究を推進し、大きな業績があったと認められたことから、発明表彰 (奨励賞) の受賞となりました。梅原 出 学長より、表彰状と副賞を頂戴しました。

LASER AND MATERIALS PROCESSING
2025年4月22日に、令和7年度 横浜国立大学 発明表彰の授与式がありました。マイクロメートル厚のセラミックス結晶の高効率製造技術を発明し、当該技術の社会実装に向けて広く民間企業との共同研究を推進し、大きな業績があったと認められたことから、発明表彰 (奨励賞) の受賞となりました。梅原 出 学長より、表彰状と副賞を頂戴しました。
CVD-YAG-アルミナ共晶系に関する論文が、2023年にJournal of the American Ceramic Society誌が発表した論文の中で最も閲覧された論文の上位10%にランクインしました。
Y. Mitsuhashi, S. Matsumoto, A. Ito, Chemical vapor deposition of ordered structures in YAG–alumina eutectic system, Journal of the American Ceramic Society.
https://doi.org/10.1111/jace.19176
第34回日本MRS年次大会が、2024年12月16日(月)-18日(水)、産業貿易センタービル、神奈川県中小企業共済会館等で開催されました。
伊藤研究室からは、 A-4セッション:過酷環境での耐性を追求するセラミックス材料科学 ~先端プロセス・計測技術とDXによる構造・形状・機能設計~ および B-2セッション:巨大温度勾配での結晶成長による材料創成と実験・計算融合科学に伊藤と8名の学生 (秋山、上田、大賀、中山、今井、浦田、敷地、成合) が口頭およびポスター発表参加してきました。研究発表を評価して頂き、A-4セッションでは中山が、B-2セッションでは上田が若手奨励賞を受賞することができました。研究内容と受賞者の写真を添えた学部のリリースは、次の通りです:中山や上田
第19回セラミックフェスタin神奈川が、2024年12月7日(土)、湘南工科大学で開催されました。セラミックフェスタin神奈川は、神奈川県下でセラミックス研究を推進する大学研究室間の学術交流を目的とした研究発表会です。
伊藤研究室からは、6名の学生 (今井、浦田、敷地、伏屋、佐野、成合) がポスター発表参加し、研究成果を現地でポスター発表してきました。研究発表を評価して頂き、成合が奨励賞を受賞することができました。研究内容と受賞者の写真を添えた学部のリリースは、次の通りです:成合
発表題目は、「β相およびε相酸化ガリウム膜のエピタキシャル成長」です。成合さんは、次世代のワイドバンドギャップ半導体材料として期待される酸化ガリウムの高速エピタキシャル成長について報告しました。成合さんの優れた発表内容およびプレゼンテーション能力が評価され、今回の受賞となりました
第37回 日本セラミックス協会 秋季シンポジウムが、2024年9月10日(火)-12(木)、名古屋大学にて開催されました。伊藤研究室からは、敷地が口頭発表、浦田がポスター発表で現地参加しました。
研究発表を評価して頂き、敷地が特定セッション「クリスタルサイエンス」において優秀発表賞を受賞することができました。研究内容と受賞者の写真を添えた学府や大学のリリースは、次の通りです:敷地
発表題目は「Ce3+添加ルテチウムシリケート厚膜蛍光体の化学気相析出と発光特性評価」です。敷地さんは、Ce添加ルテチウムシリケートシンチレータ厚膜の気相析出および結晶多形の制御に成功し、各化合物相のシンチレーション特性を明らかにしました。敷地さんの優れた研究成果およびプレゼンテーション能力が高く評価され、今回の受賞となりました。
応用物理学会 極限的励起状態の形成と量子エネルギー変換研究グループ 第15回研究会 兼 第31回次世代先端光科学研究会が、2024年6月19日(水)に、オンライン開催されました。
伊藤研究室からは、中山、一場、今井、敷地が参加して、研究成果をオンラインでポスター発表しました。研究発表を評価して頂き、敷地が講演奨励賞を受賞することができました。研究内容と受賞者の写真を添えた学府や学部のリリースは、次の通りです:敷地
発表題目は、「レーザーを援用した化学気相析出法によるCe3+添加ルテチウムシリケート膜の合成と発光特性評価」です。希土類シリケートは、X線や陽電子を用いた医療用断層撮影装置に使用されますが、結晶質のシリケート膜を気相成長させることは困難でした。敷地さんは、レーザーを援用した化学気相析出法を用いてCe添加ルテチウムシリケート膜を合成し、その蛍光特性を明らかにしました。敷地さんの優れた発表内容およびプレゼンテーション能力が評価され、今回の受賞となりました。
国際会議 The 13th Advanced Lasers and Photon Sources Conference (ALPS2024) が、2024年4月22日(月)〜26日(金)、パシフィコ横浜にて開催されました。伊藤研からは、今井、大賀、敷地が参加して、研究成果を発表しました。研究発表を評価して頂き、今井がBest Paper Award賞を受賞することができました。研究内容と受賞者の写真を添えた大学のリリースは、次の通りです:今井
発表題目は、「Preparation of Al2O3-Yb3Al5O12 composite films using CVD method and comparison of their microstructure with composite bulks」です。今井さんは、アルミナ-イッテルビウムアルミニウムガーネット共晶系において、化学組成、結晶育成速度といった結晶育成パラメータが結晶配向成長や微細組織形成に与える影響を明らかにしました。今井さんの優れた発表内容およびプレゼンテーション能力が評価され、今回の受賞となりました。
第18回セラミックフェスタin神奈川が、2023年12月16日(土)、横浜国立大学図書館メディアセンターで開催されました。セラミックフェスタin神奈川は、神奈川県下でセラミックス研究を推進する大学研究室間の学術交流を目的とした研究発表会です。
伊藤研究室からは、6名の学生がポスター発表参加し、研究成果を現地でポスター発表してきました。研究発表を評価して頂き、今井が奨励賞を受賞することができました。研究内容と受賞者の写真を添えた学部のリリースは、次の通りです:今井
発表題目は、「Al2O3-Yb3Al5O12系複合膜の微細組織観察および溶融凝固体との比較」です。今井さんは、アルミナ-イッテルビウムアルミニウムガーネット共晶系において、化学気相析出を利用した自己組織化を実験的に実証するとともに、その溶融凝固体の育成にも挑戦しました。そして両プロセスで得られた結晶の微細組織を比較して報告しました。今井さんの優れた発表内容およびプレゼンテーション能力が評価され、今回の受賞となりました。
第36回 日本セラミックス協会 秋季シンポジウムが、2023年9月6日(水)-8(金)、京都工芸繊維大学にてハイブリッド開催されました。伊藤研究室からは、伊藤、出口が口頭発表、橋本がポスター発表で現地参加しました。
研究発表を評価して頂き、出口が優秀発表賞、橋本が奨励賞を受賞することができました。研究内容と受賞者の写真を添えた学府や大学のリリースは、追って掲載します:
2023年6月16日(金)に、応用物理学会 極限的励起状態の形成と量子エネルギー変換研究グループ 第11回研究会 兼 第27回次世代先端光科学研究会がオンライン開催されました。
伊藤研究室からは、出口、橋本が参加して、研究成果をオンラインでポスター発表しました。研究発表を評価して頂き、出口が講演奨励賞を受賞することができました。研究内容と受賞者の写真を添えた学府や学部のリリースは、次の通りです:出口
発表題目は「CVD法によるCe3+添加GAPおよびGAG厚膜蛍光体の合成とシンチレーション特性評価」です。希土類アルミニウムのペロブスカイト相やガーネット相は、優れた放射線阻止能と発光収率を有するシンチレータ結晶として期待されます。しかし、ガドリニウム系のペロブスカイト相 (GAP) やガーネット相 (GAG) に関しては、従来の融液成長法では、優れた結晶育成が困難であり、そのシンチレーション特性は明らかになっていませんでした。出口さんの優れた研究成果およびプレゼンテーション能力が高く評価され、今回の受賞となりました。