第36回 日本セラミックス協会 秋季シンポジウムが、2023年9月6日(水)-8(金)、京都工芸繊維大学にてハイブリッド開催されました。伊藤研究室からは、伊藤、出口が口頭発表、橋本がポスター発表で現地参加しました。
研究発表を評価して頂き、出口が優秀発表賞、橋本が奨励賞を受賞することができました。研究内容と受賞者の写真を添えた学府や大学のリリースは、追って掲載します:

LASER AND MATERIALS PROCESSING
第36回 日本セラミックス協会 秋季シンポジウムが、2023年9月6日(水)-8(金)、京都工芸繊維大学にてハイブリッド開催されました。伊藤研究室からは、伊藤、出口が口頭発表、橋本がポスター発表で現地参加しました。
研究発表を評価して頂き、出口が優秀発表賞、橋本が奨励賞を受賞することができました。研究内容と受賞者の写真を添えた学府や大学のリリースは、追って掲載します:
「気体から秩序形成する無機固体蛍光体」に関する研究成果についてプレスリリースしました (2023.6.28)
主なメディア掲載 | OPTRONICS ONLINE | 日刊工業新聞 | 日本の研究.com | EurekAlert! | Phys.org | AZO MATERIALS | SEMICONDUCTOR DIGEST
昨年のプレスリリースは、単一相 (モノリシック) セラミックスの気相成長に関するものでした。今回の研究成果はこれを発展させ、単一相セラミックス中に、異なる機能を持つ結晶相を自己組織化的に配列させた複合相 (コンポジット) セラミックスを気相成長させる技術です。
・SEMICON Japan 2023 (2023年12月13~15日@東京ビッグサイト) に出展しました。
・JSTイノベーション・フェア 2023 (2023年8月24~25日@東京ビッグサイト) に出展しました。
・CEATEC 2023 (2023年10月17~20日@幕張メッセ) に出展しました。
Scintillator for Medical, Astroparticle and environmental Radiation Technologies (SMART) 2023 研究会 が、2023年8月7日(月)〜9日(水)、下呂温泉で開催されました。伊藤が招待講演してきました。
2023年6月16日(金)に、応用物理学会 極限的励起状態の形成と量子エネルギー変換研究グループ 第11回研究会 兼 第27回次世代先端光科学研究会がオンライン開催されました。
伊藤研究室からは、出口、橋本が参加して、研究成果をオンラインでポスター発表しました。研究発表を評価して頂き、出口が講演奨励賞を受賞することができました。研究内容と受賞者の写真を添えた学府や学部のリリースは、次の通りです:出口
発表題目は「CVD法によるCe3+添加GAPおよびGAG厚膜蛍光体の合成とシンチレーション特性評価」です。希土類アルミニウムのペロブスカイト相やガーネット相は、優れた放射線阻止能と発光収率を有するシンチレータ結晶として期待されます。しかし、ガドリニウム系のペロブスカイト相 (GAP) やガーネット相 (GAG) に関しては、従来の融液成長法では、優れた結晶育成が困難であり、そのシンチレーション特性は明らかになっていませんでした。出口さんの優れた研究成果およびプレゼンテーション能力が高く評価され、今回の受賞となりました。
三觜佑理さん (M2) の研究成果が、Materials Transactions 誌に受理されました。論文題目は「High-Speed Epitaxial Growth of Terbium- and Europium-Doped Yttrium Aluminum Perovskite Thick Film Phosphors Using Laser-Assisted Chemical Vapor Deposition」です。本研究は、Creation of Materials by Superthermal Field 特集号に収録されています。
Y. Mitsuhashi, S. Matsumoto, A. Ito, High-Speed Epitaxial Growth of Terbium- and Europium-Doped Yttrium Aluminum Perovskite Thick Film Phosphors Using Laser-Assisted Chemical Vapor Deposition, Materials Transactions.
https://doi.org/10.2320/matertrans.MT-ME2022001
Link to ScienceDirect Topics: scintillator, chemical vapor deposition
三觜佑理さん (当時M2) および松本昭源さん (D3) の研究成果が、J. Am. Ceram. Soc. 誌に受理されました。論文題目は「Chemical vapor deposition of ordered structures in YAG–alumina eutectic system」です。2023年5月5日にオンライン公開され、2023年6月7日にOpen Access化されました。
メディア掲載
・OPTRONICS ONLINE | 日本の研究.com
・EurekAlert! | Phys.org | AZO MATERIALS | SEMICONDUCTOR DIGEST
尚、本研究成果の一部は、日本学術振興会科学研究費補助金・特別研究員奨励費、NEDO官民による若手研究者発掘支援事業、横浜工業会学術研究推進援助、環境情報研究院共同研究推進プロジェクトの支援を受けて得られたものです。
Y. Mitsuhashi, S. Matsumoto, A. Ito, Chemical vapor deposition of ordered structures in YAG–alumina eutectic system, Journal of the American Ceramic Society.
https://doi.org/10.1111/jace.19176
Link to ScienceDirect Topics: scintillator, chemical vapor deposition, eutectics
国際会議 The 12th Advanced Lasers and Photon Sources Conference (ALPS2023) が、2023年4月18日(火)〜21日(金)、パシフィコ横浜にて開催されました。伊藤研からは、伊藤、出口、橋本、中山が参加して、研究成果を発表しました。
松本昭源さん (D3) の研究成果が、Optical Materials 誌に受理されました。論文題目は「Growth and scintillation properties of Ce3+:LuAG–Al2O3 chemically deposited eutectics」です。本研究は、東北大学およびファインセラミックスセンターとのそれぞれの共同研究の成果をまとめたものです。
S. Matsumoto, S. Kurosawa, D. Yokoe, T. Kimura, A. Ito, Growth and scintillation properties of Ce3+:LuAG–Al2O3 chemically deposited eutectics, Optical Materials.
https://doi.org/10.1016/j.optmat.2023.113674
Link to ScienceDirect Topics: scintillator, chemical vapor deposition, eutectics
日本セラミックス協会 2023年年会が、2023年3月8日(水)〜10日(金)、神奈川大学みなとみらいキャンパスにて開催されました。伊藤研からは、松本、出口、中山、藤村、伏屋が参加して、「エンジニアリングセラミックス」および「ガラス・フォトニクス材料」セッションにて研究発表しました。
第17回セラミックフェスタin神奈川が、2022年12月10日(土)、神奈川大学みなとみらいキャンパスで開催されました。セラミックフェスタin神奈川は、神奈川県下でセラミックス研究を推進する大学研究室間の学術交流を目的とした研究発表会です。
伊藤研究室からは、7名の学生がポスター発表参加し、研究成果を現地でポスター発表してきました。また、11名の学生が聴講者としてポスターセッション等に参加し、学術交流してきました。研究発表を評価して頂き、敷地が奨励賞を受賞することができました。研究内容と受賞者の写真を添えた学部のリリースは、次の通りです:敷地
発表題目は、「 Eu3+添加 HfO2膜の石英ガラス基板上への自己配向成長」です。賦活元素を添加した酸化ハフニウムは、 Hf元素由来の優れた放射線阻止能を有することから、 X線撮像装置における放射線誘起蛍光体への応用が期待されます。しかし、可逆的相転移を示すことから、単結晶育成や透明セラミックスの合成が難しい材料です。敷地さんは、酸化ハフニウム柱状晶を石英ガラス基板上に自己配向成長させることに成功しました。敷地さんの優れた発表内容およびプレゼンテーション能力が評価され、今回の受賞となりました。