2023年第70回応用物理学会春季学術講演会が、2023年3月15日(水)-18(土) に、上智大学四谷キャンパスで開催されました。伊藤研究室からは、松本が口頭発表で参加しました。
松本が第54回 (2023年春季) 応用物理学会講演奨励賞演奨励賞を受賞しました。
LASER AND MATERIALS PROCESSING
2023年第70回応用物理学会春季学術講演会が、2023年3月15日(水)-18(土) に、上智大学四谷キャンパスで開催されました。伊藤研究室からは、松本が口頭発表で参加しました。
松本が第54回 (2023年春季) 応用物理学会講演奨励賞演奨励賞を受賞しました。
日本セラミックス協会 2023年年会が、2023年3月8日(水)〜10日(金)、神奈川大学みなとみらいキャンパスにて開催されました。伊藤研からは、松本、出口、中山、藤村、伏屋が参加して、「エンジニアリングセラミックス」および「ガラス・フォトニクス材料」セッションにて研究発表しました。
nano tech 2023 国際ナノテクノロジー 総合展・技術会議が、2023年2月1日(水)~3日(金)、東京ビッグサイトにてハイブリッド開催され、伊藤暁彦研究室が現地でブース出展 (新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO) ブース内) する予定です。
博士課程後期3年生の松本昭源の公聴会を、下記の日程で開催いたします。
題目:高速化学気相析出法による Al2O3-Lu2O3系複合材料の合成に関する研究 (Preparation of Al2O3-Lu2O3 Composite Materials by High-Speed Chemical Vapor Deposition Method)
日 時・場 所:2023年1月19日(木) 16:30~18:00 環境情報1号棟314室
発 表 者:松本 昭源
問い合わせ先:伊藤 暁彦 (ito-akihiko-xr _at_ ynu.ac.jp)
第17回セラミックフェスタin神奈川が、2022年12月10日(土)、神奈川大学みなとみらいキャンパスで開催されました。セラミックフェスタin神奈川は、神奈川県下でセラミックス研究を推進する大学研究室間の学術交流を目的とした研究発表会です。
伊藤研究室からは、7名の学生がポスター発表参加し、研究成果を現地でポスター発表してきました。また、11名の学生が聴講者としてポスターセッション等に参加し、学術交流してきました。研究発表を評価して頂き、敷地が奨励賞を受賞することができました。研究内容と受賞者の写真を添えた学部のリリースは、次の通りです:敷地
発表題目は、「 Eu3+添加 HfO2膜の石英ガラス基板上への自己配向成長」です。賦活元素を添加した酸化ハフニウムは、 Hf元素由来の優れた放射線阻止能を有することから、 X線撮像装置における放射線誘起蛍光体への応用が期待されます。しかし、可逆的相転移を示すことから、単結晶育成や透明セラミックスの合成が難しい材料です。敷地さんは、酸化ハフニウム柱状晶を石英ガラス基板上に自己配向成長させることに成功しました。敷地さんの優れた発表内容およびプレゼンテーション能力が評価され、今回の受賞となりました。
2022AW配属の3年生が、1カ月の実験操作とデータ解析のトレーニングを終え、その成果をプレゼン発表するCVDチャレンジの成果報告会がありました。2017年の研究室立ち上げ時からの恒例行事のひとつです。
2022年12月19日(月)-20日(火)に、応用物理学会 極限的励起状態の形成と量子エネルギー変換研究グループ 第8回研究会 兼 第24回次世代先端光科学研究会がハイブリッド開催されます。
伊藤研究室からは、松本が研究成果をオンラインで口頭発表する予定です。
SEMICON Japan 2022が、2022年12月14日(水)~16日(金)、東京ビッグサイトにてハイブリッド開催され、伊藤暁彦研究室が現地でブース出展しました。研究室所属の学部生5名・院生2名とともに対応させて頂きました。多くの方にブース来訪いただき、300部印刷したパンフレットは、手持ちの2~3部を残してすべて配布となりました。
松本昭源君 (D3) の研究成果が、Nature portfolio が出版する Scientific Reports 誌に受理されました。論文題目は「High-throughput production of LuAG‑based highly luminescent thick flm scintillators for radiation detection and imaging」です。本研究は、Open Access 論文として、2022年11月11日にオンライン公開されました。
メディア掲載
・電波新聞 | OPTRONICS ONLINE | 日経XTECH | 日本の研究.com
尚、本研究成果の一部は、日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 (21J11881)、JST-SCORE IdP-GAPファンド (JPMJST2078)、NEDO官民による若手研究者発掘支援事業、日本学術振興会科学研究費補助金 (JP17H03426, JP20H02477, JP20H05186, 21H01825, 21H05199)、横浜工業会学術研究推進援助、環境情報研究院共同研究推進プロジェクトの支援を受けて得られたものです。
S. Matsumoto, A. Ito, High-throughput production of LuAG‑based highly luminescent thick flm scintillators for radiation detection and imaging, Scientific Reports. https://doi.org/10.1038/s41598-022-23839-w
Link to ScienceDirect Topics: hafnium, lutetium, luminescence, luminescent-material
伊藤暁彦研究室が現在取り組んでいる「厚膜シンチレーターの高速化学気相成長」に関する研究成果の一部を、Japanese Journal of Applied Physics 誌に Review 論文としてまとめました。論文題目は「Chemically vapor deposited oxide-based thick film scintillators」です。本研究は、Open Access 論文として、2022年11月11日付で ACCEPTED MANUSCRIPT としてオンライン先行公開されています。
放射線の検出技術やイメージング技術は、生産技術分野における非破壊検査、医療分野における診断と治療、空港や原子力施設におけるセキュリティ活動などに利用されています。放射線の検出、画像化の感度・分解能を向上させるためには、放射線を可視光に変換する蛍光体 (シンチレータ) 媒体中の光散乱や自己吸収を抑える必要があります。近年、厚さ数十マイクロメートルの厚膜シンチレータが注目されていますが、単結晶バルク体や多結晶透明セラミックス焼結体を切断・研磨して製造しているため、製造や成形に大きなコストがかかっています。
本レビュー論文ではまず、α粒子検出やX線イメージングにおける厚膜シンチレータの利点を数値シミュレーションにより考察しています。次いで、我々の研究室で取り組んでいる「タングステン系やルテチウム系の実用酸化物材料の化学気相析出」に関する研究成果を列挙し、厚膜シンチレータを直接かつ迅速に合成する新しいプロセスとして化学気相析出法を紹介しています。
A. Ito, S. Matsumoto, Chemically vapor deposited oxide-based thick film scintillators, Japanese Journal of Applied Physics. https://doi.org/10.35848/1347-4065/aca249
Link to ScienceDirect Topics: scintillator, chemical vapor deposition